化成品部 Kさん
化成品部 Kさん 入社10年目以上

◆現在の仕事内容について教えてください
入社以来、化成品部で電子材料マーケットでの経験を積んできて10年以上になります。今年からはチームリーダーを務めることになりました。マネジメントとしての役割も加わりましたが、私自身はお客様やサプライヤー様の声を直接聞くことが好きなので、今後も現場での自身の仕事を大切にしていきたいと考えています。
電子材料と一口に言っても弊社の取扱品は多岐にわたりますが、わかりやすい一例をあげるとすれば、たとえばスマートフォンやタブレット、PC端末などのディスプレイや電子部品です。当社が取り扱う時点では白い粉や液体といった素材の状態ですが、これらがお客様の手に渡り製造工程を経ると、最終的には私たちの暮らしの便利を支える電子機器の一部になります。このような電子材料のマーケットは、技術革新のスピードが早く、市況の変動も非常に激しい分野です。
弊社は少人数体制ですから、さまざまな負担が営業にかかってきます。多くの業務を一貫して一人で担当することが、魅力だと思うか苦しいと思うかはその人次第ですが、私自身は個々に任せてもらえる仕事上の裁量が大きい部分も、弊社らしい仕事のやりがいのひとつだと感じています。
◆仕事の現場に、どんな学びがありますか
私は、商社は「人」で選ばれる仕事だと思っています。お客様のところにたびたび足を運び、少し図々しいくらいに質問して「なぜそれが必要なのか」「どんなことに困っておられるのか」を直接教えていただいています。また時にはお客様、サプライヤー様双方の生産現場にも出向いて商材や生産体制について実際に自分の目で見て学びます。現場の温度感を知らずに、正しい判断はできないからです。また、担当マーケットには特に注意深くアンテナを張り、どんな材料が求められていて、どこに次の可能性があるのか、仮説を立て検証し、常に情報の更新を続けています。
海外とのやりとりが多いと、どうしても時差の関係で退社後の夜間にお客様に連絡を取ることもありますし、業務時間内に全ての業務を収めきれないこともあります。
海外と取引していると特に肌で感じることですが、東アジアを中心とする電子材料のマーケットにおいて、国内外のお客様は常にスピードを求めておられます。何かと急かされる反面、お客様側の意思決定も速く、国際的なマーケットでチャンスを逃さず勝ち残っていくためには、このスピードが非常に重要です。私たちは、間に立つ商社として、高い調整力が問われる局面を日々乗り切っていかねばならないのです。
◆部内の雰囲気や働きやすさについて教えてください
私自身は、弊社の仕事において一人一人の責任と裁量が大きいことにやりがいを感じますが、これから経験を積む方はそこに不安を感じるかもしれません。ここ数年の間に新しい情報共有ツールの導入や会議スタイルの変更を行い、以前より部内の情報共有の度合いが高まってきています。リーダーとして、若手が安心して挑戦できる環境や興味のある分野で活躍できるサポートをしたいと考えています。自分自身の業務を抱えつつどこまでやれるか、私にとっても新しいチャレンジです。私自身は、大学生時代にアメリカ留学を経験しました。卒業後は外資系メーカーで国内営業の仕事をしていたのですが、もっと海外に深く関わる仕事をしたいと酒井興業に転職をしました。酒井興業へ入社後、間もなく結婚し、現在に至るまでに2回の産休を取って戻ってきました。復帰しても子どもが小さいうちは仕事の制約が大きく、チームのメンバーや会社、そして家族の理解と支えがあってこそ続けることができたと思います。今になって振り返ると、キャリアを継続するために無理もしてきたと思いますが、おかげで最近になって自分らしく仕事ができているという実感があります。仕事に楽しさとやりがいを感じることも、長く続けることができた理由のひとつでしょう。
◆どんな仲間を求めていますか
弊社の社員はほとんどが中途採用ですから、メンバーの年齢と社歴は比例していません。新しく入社される方は、私たちとは全く違うバックグラウンドを持っていることが多く、それが私たちの仲間の面白いところでもあります。経験年数の長い先輩からは業界独自の視点が得られ、若手の方々からは新鮮で意外な気づきも多く、学びの機会が広がります。当社の強みのひとつは、日々、背景や専門性の違う人から刺激を受ける職場環境において、プロフェッショナルな仲間同士で支え合いながら価値を生み出していける点だと感じています。
弊社の仕事は決して一人では成り立ちません。営業は前に出る立場ではありますが、多くの社内メンバーの支えがあってこそ、日々の営業活動が成り立っていることを忘れてはいけません。営業がつかんだビジネスチャンスを貿易業務で繋いでくれるオペレーショングループ、会社の事業活動を支えてくれるバックオフィスの皆さんもそれぞれの分野のスペシャリストです。私たちの一員として、一緒に挑戦してくれる方をお待ちしています。